子音が2つの場合
≪mm≫や≪ll≫、≪nn≫など、子音が2つ並ぶ言葉がフランス語に多いのですが、2つになっても子音の発音は変わりません!
→ 接着剤
● homme
→ 男、人間
ただ、ダブル子音の前に来る母音が≪e≫か≪o≫の場合はその発音が少し変形します。
通常の≪e≫は
● e
と発音しますが、≪mm≫や≪ll≫などのダブル子音があとにつくと、次の発音に変わります:
● e + ダブル子音
いくつか例を聞いてみましょう:
→ スコープ
● renne
→ トナカイ
● flemme
→ やる気のなさ
≪o≫の場合は、通常の発音は:
● o
ですが、ダブル子音があとにつくと、次の発音に変わります:
● o + ダブル子音
→ 男、人間
● colle
→ 接着剤
● tonne
→ トン
また、もう一つよく見る例外がこちらです:
≪ill≫の場合:≪l≫という音が≪y≫に変わります
● fille
→ 娘
● piller
→ 略奪、強奪
例外
● ville
→ 市、町
● village
→ 村
● villa
→ ヴィラ
≪c≫の発音
フランス語では、次の文字によって発音が変わるということ事がほとんどないのですが、一つ挙げられるのは≪c≫なんです。
そのルールはこちら:
● c + a, o, u : かきくけこの ≪k≫
● c + e, i, y : さ、せ、その ≪s≫
● ch : しゃ、し、しゅ、しぇ、しょの ≪sh≫
→ 円形
● cirque
→ サーカス
● capital
→ 資本金、重要な
● corde
→ 綱
● chat
→ 猫
では、≪ç≫とは?
C cédille と呼ばれる≪ç≫は≪a, o, u≫の母音ととしか使われていない、発音が≪k≫から≪s≫に変わる文字です。
いくつか例を見てみましょう:
→ これ
● reçu
→ 領収書
● garçon
→ 男子
≪g≫の発音
≪g≫は≪c≫と同じルールで発音が変わります。
そのルールはこちらです:
● g + a, o, u : がぎぐげご ≪g≫
● g + e, i, y : じゃじじゅじぇじょの ≪j≫
→ グラフ
● gare
→ 駅
● gorge
→ 喉
● aigu
→ 高音
● tragique
→ 悲劇的
ただし、≪g≫と≪e, i, y≫の間に≪u≫が入ることによって、発音が≪j≫から≪g≫に変わります。
→ 戦争
● guide
→ ガイド、マップ
≪s≫と≪ss≫の発音
≪s≫と≪ss≫のルールが極めてシンプル:
● ss + 母音(a,e,i,o,u,y) : さすせそ の≪s≫
● s + 子音(b,c,d,など) : さすせそ の≪s≫
→ 理由
● casser
→ 壊す
● poussin
→ ひよこ
● star
→ スター
● risque
→ リスク
é, è, ê:ちょんの発音
≪e≫や≪a≫などについている”ちょん”とは?
Accentと言って、発音を変えたりする記号です。
フランス語には4つのAccentがあるのですが、そのほとんどは発音に影響していない、つづりの問題です。
● é : accent aigu
● à,è,ù : accent grave
● â,î,û,ê,ô : accent circonflexe
● ï,ü,ë : tréma
多い!と思っても、実際発音が変わるのはこの3つです:≪é, è, ê≫
その発音はこちら:
● e
● é
● è, ê
→ 夏
● fête
→ パーティー、祭り
● mère
→ 母
近々アップするエクササイズで是非練習してみてください。
また、クリスマスに使えるフレーズ特集もアップしましたので、ご興味のある方はこちら:
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