フランス語の複合過去は、日常会話で最も頻繁に使われる過去形です。今回は、実際の会話でよく使われるシチュエーションを中心に、複合過去の練習問題を10問用意しました。
まず、複合過去の基本をおさらいしましょう。複合過去は「avoir または être + 過去分詞」で作られます。さらに、動詞の種類によって助動詞の選択が決まるため、しっかりと覚えておく必要があります。
それでは早速、実践的な問題を通して複合過去をマスターしていきましょう。各問題には音声も付いているので、発音も一緒に覚えてくださいね~
目次
基本の複合過去 – 日常動作編
まず最初は、日常生活でよく使う動作の複合過去形から始めましょう。これらの表現は毎日の会話で必ず使うものばかりです。
特に「食べる」「飲む」「見る」といった基本動詞の過去形は、フランス語会話の基礎となります。助動詞は全て avoir を使うので、覚えやすいですよ。
問題1: 朝食について話す
ジェ マンジェ ドゥ パン
J’ai mangé du pain.
→ 私はパンを食べました

問題2: 映画鑑賞の話
ジェ ヴュ アン フィルム
J’ai vu un film.
→ 私は映画を見ました

voir の過去分詞は vu です。不規則動詞なので暗記が必要。週末の過ごし方を話すときの定番フレーズです。
問題3: 友達との時間
ジェ パルレ アヴェック モナミ
J’ai parlé avec mon ami.
→ 私は友達と話しました

parler の過去分詞は parlé。規則動詞なので簡単ですね。avec は「〜と一緒に」という意味の前置詞です。
être を使う複合過去 – 移動と状態変化編
次に、être を助動詞として使う複合過去を練習しましょう。移動を表す動詞や、状態の変化を表す動詞の多くは être を使います。
また、être を使う場合は過去分詞が主語の性・数に一致するという重要なルールがあります。つまり、女性形や複数形の場合は過去分詞の語尾が変化します。
問題4: 外出の報告
ジュ スィ ソルティ
Je suis sorti.
→ 私は出かけました(男性が話す場合)

sortir は être を使う動詞。女性が話す場合は sortie になります。出かけたことを報告するときの基本表現です。
問題5: 帰宅の話
ジュ スィ ラントレ
Je suis rentré.
→ 私は帰りました(男性が話す場合)

rentrer も être を使う移動動詞。家に帰ったことを表現する際によく使われます。時間を表す表現と組み合わせることも多いですね。
問題6: 旅行の思い出
ジュ スィ アレ ア パリ
Je suis allé à Paris.
→ 私はパリに行きました(男性が話す場合)

aller の過去分詞は allé。移動を表す代表的な動詞です。旅行の話をするときの必須表現ですよ~
実践的な会話表現 – 複合的な文章編
ここからは、より実践的な会話で使われる複合過去の表現を練習しましょう。日常会話では、複数の動作を組み合わせて話すことが多いものです。
また、時間の表現や頻度を表す副詞と組み合わせることで、より自然な会話ができるようになります。これらの表現をマスターすれば、フランス語での会話がぐっと豊かになりますよ。
問題7: 買い物の報告
ジェ アシュテ デ レギューム
J’ai acheté des légumes.
→ 私は野菜を買いました

acheter は規則動詞なので acheté になります。買い物の話は日常会話の定番。des légumes で「野菜類」という意味です。
問題8: 勉強の成果
ジェ アプリ ル フランセ
J’ai appris le français.
→ 私はフランス語を学びました

apprendre の過去分詞は appris。学習について話すときの重要な動詞です。語学学習者にとって使用頻度の高い表現ですね。
問題9: 仕事の話
ジェ フィニ モン トラバイユ
J’ai fini mon travail.
→ 私は仕事を終えました

finir は第2群規則動詞なので fini になります。仕事や課題の完了を報告するときの便利な表現です。
疑問文と否定文の複合過去
最後に、疑問文と否定文での複合過去の使い方を練習しましょう。会話では、相手に質問したり、何かを否定したりする場面が頻繁にあります。
疑問文では est-ce que や疑問詞を使い、否定文では ne…pas を助動詞の前後に配置します。これらのパターンに慣れることで、より自然な会話ができるようになります。
問題10: 疑問文での確認
アヴェ ヴ フェ ヴォ ドゥヴォワール
Avez-vous fait vos devoirs ?
→ あなたは宿題をしましたか?

疑問文では助動詞と主語を倒置します。faire の過去分詞は fait。学校や仕事の場面でよく使われる表現です。
問題11: 否定文での返答
ジュ ネ パ ヴュ ル フィルム
Je n’ai pas vu le film.
→ 私はその映画を見ていません

否定文では ne を助動詞の前、pas を助動詞の後に配置します。「見ていない」という否定の表現は日常会話でとても重要ですね。
複合過去マスターのための復習ポイント
これまでの問題を通して、複合過去の様々なパターンを練習しました。ここで重要なポイントをまとめて確認しておきましょう。
まず、助動詞の選択が最も重要です。一般的な他動詞は avoir を使い、移動動詞や状態変化動詞は être を使います。また、être を使う場合は過去分詞の一致を忘れずに。
次に、不規則動詞の過去分詞は暗記が必要です。voir → vu、faire → fait、apprendre → appris など、よく使われるものから覚えていきましょう。
さらに、疑問文や否定文での語順も重要なポイントです。特に否定文の ne…pas の配置は、複合時制では注意が必要ですね。
応用練習: 自由作文
イエール、ジェ スィ ソルティ エ ジェ アシュテ デュ パン
Hier, je suis sorti et j’ai acheté du pain.
→ 昨日、私は出かけてパンを買いました

複数の動作を et でつなぐ表現です。être を使う sortir と avoir を使う acheter が組み合わさった実践的な文章ですね~
このように、複合過去をマスターすることで、過去の出来事について詳しく話せるようになります。今回の練習問題を繰り返し練習して、自然に使えるようになりましょう。
特に、音声を何度も聞いて発音を覚えることが大切です。正しい発音で話せるようになれば、フランス人との会話もスムーズになりますよ。
フランス語の発音を覚えたい方はぜひこちらの記事をご覧ください~









manger の過去分詞は mangé です。規則動詞なので -er を -é に変えるだけ。朝食の話題でよく使われる表現ですね~