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フランス語の比較級と最上級って何?
フランス語を学んでいると「この人はあの人より背が高い」や「これが一番美味しい」といった比較表現が必要になりますよね。日本語でも日常的に使う表現ですが、フランス語の比較級と最上級にはしっかりとした文法ルールがあります。
比較級は「AはBより~」という意味で、最上級は「Aが最も~」という意味を表します。フランスの人々も日常会話でこれらの表現を頻繁に使うので、フランス語の比較級と最上級をマスターして、より豊かな表現力を身につけましょう~
比較級の基本的な作り方
フランス語の比較級には3つの種類があります。それぞれの作り方を順番に見ていきましょう。
優等比較級(~より上)
優等比較級は「AはBより~」という意味で、plus + 形容詞/副詞 + queの形で表現します。
マリー エ プリュ グランド ク ピエール
Marie est plus grande que Pierre.
→ マリーはピエールより背が高い。
セット ヴワテュール エ プリュ シェール ク ロートル
Cette voiture est plus chère que l’autre.
→ この車はもう一つの車より高い。

劣等比較級(~より下)
劣等比較級は「AはBより劣る」という意味で、moins + 形容詞/副詞 + queの形で表現します。
ピエール エ モワン グラン ク マリー
Pierre est moins grand que Marie.
→ ピエールはマリーより背が低い。
ス リーヴル エ モワン アンテレッサン ク ル プルミエ
Ce livre est moins intéressant que le premier.
→ この本は最初の本より面白くない。
等級比較級(~と同じ)
等級比較級は「AはBと同じくらい~」という意味で、aussi + 形容詞/副詞 + queの形で表現します。
ル シエン エ オシー インテリジャン ク ル シャ
Le chien est aussi intelligent que le chat.
→ 犬は猫と同じくらい賢い。
最上級の基本的な作り方
フランス語の最上級は「最も~」という意味を表し、冠詞と組み合わせて作ります。
優等最上級(最も上)
優等最上級はle/la/les + plus + 形容詞の形で表現します。
マリー エ ラ プリュ グランド ドゥ ラ クラス
Marie est la plus grande de la classe.
→ マリーはクラスで一番背が高い。
セ ル プリュ ボー ペイザージュ ドゥ フランス
C’est le plus beau paysage de France.
→ これはフランスで最も美しい風景だ。

最上級では冠詞(le/la/les)が形容詞の性と数に合わせて変化します。また「~の中で」を表すときは前置詞「de」を使います。
劣等最上級(最も下)
劣等最上級はle/la/les + moins + 形容詞の形で表現します。
セット シャンソン エ ラ モワン コニュ ドゥ セット アルビュム
Cette chanson est la moins connue de cet album.
→ この歌はこのアルバムで最も知られていない。
不規則な比較級・最上級
フランス語には不規則な変化をする形容詞があります。これらは特に重要なので、しっかりと覚えておきましょう。
bon(良い)の比較級・最上級
セット タールト エ メイユール ク ラ プルスィエーム
Cette tarte est meilleure que la précédente.
→ このタルトは前のものより美味しい。
セ ラ メイユール タールト オー フリュイ ドゥ ラ ヴィル
C’est la meilleure tarte aux fruits de la ville.
→ これは街で最高のフルーツタルトだ。
mauvais(悪い)の比較級・最上級
ル タン エ ピール オジュルデュイ
Le temps est pire aujourd’hui.
→ 今日は天気がより悪い。
日常会話でよく使う比較表現
フランス人が日常的に使う比較表現をいくつか紹介します。カフェやレストランでも頻繁に聞こえてくる表現ですよ~
ル ポワソン エ プリュ フレ ク ラ ヴィアンド
Le poisson est plus frais que la viande.
→ 魚は肉より新鮮です。
セット ローブ エ オシー ジョリー ク ロートル
Cette robe est aussi jolie que l’autre.
→ このドレスはもう一つのと同じくらい綺麗です。

フランス語の比較級と最上級は、買い物や料理の話、人の特徴を述べるときなど、様々な場面で使われます。自然に使えるようになると、フランス語での表現力がぐっと豊かになりますよ!
練習問題で理解を深めよう
ここまで学んだ比較級と最上級の知識を使って、実際にフレーズを作ってみましょう。
イル フェ ル プリュ ショー タン ドゥ ラネ
Il fait le plus chaud temps de l’année.
→ 今年で最も暑い日です。
ピエール エ モワン ティミッド ク ソン フレール
Pierre est moins timide que son frère.
→ ピエールは兄弟よりシャイではない。
比較級・最上級を使う時の注意点
フランス語の比較級と最上級を正しく使うために、いくつかの重要なポイントを押さえておきましょう。まず、形容詞の性・数の一致は必須です。また、最上級で範囲を示すときは前置詞「de」を使うことを忘れずに。
フランス文化では、褒め言葉や批判的な意見を述べる際にも比較表現がよく使われます。例えば、フランス料理について話すときに「このワインは昨日のより素晴らしい」といった表現は日常茶飯事。フランス語の比較級と最上級をマスターすることで、より自然なフランス語会話ができるようになります。
パリのカフェで友人と会話するとき、南フランスの美しい風景を語るとき、フランス映画の感想を述べるとき…あらゆる場面で比較表現は活躍します。最初は基本的な「plus」「moins」「aussi」から始めて、徐々に複雑な表現にチャレンジしていきましょう~
フランス語の発音を覚えたい方はぜひこちらの記事をご覧ください~









plusの後に続く形容詞は、主語の性と数に一致させることを忘れずに!例えば女性名詞なら「plus grande」、男性名詞なら「plus grand」になります。