
「いいえ」と言いたいとき、フランス語では様々な否定の表現があります。日本人学習者にとって、否定文は最初につまずきやすいポイントの一つですが、一度コツを掴めば簡単です!
フランス語の否定文の作り方をマスターすれば、より自然で豊かな表現ができるようになります。基本のne…pasから始まって、ne…jamais、ne…rienなど、実際の会話でよく使われる表現まで詳しく解説していきますね♪
目次
基本の否定文:ne…pas
まずはフランス語否定文の基本中の基本、「ne…pas」から見ていきましょう!この形は英語の「not」に相当し、最もよく使われる否定表現です。
ジュ ヌ パルル パ フランセ
Je ne parle pas français.
→ 私はフランス語を話しません。
イル ヌ ヴァ パ ア レコール
Il ne va pas à l’école.
→ 彼は学校に行きません。
「ne」は動詞の前、「pas」は動詞の後に置きます。この基本のルールをしっかり覚えておきましょう~

複合時制(avoir/êtreを使う時制)では、「ne」は助動詞の前、「pas」は助動詞の後に置きます!
ジュ ネ パ マンジェ
Je n’ai pas mangé.
→ 私は食べませんでした。
口語では「ne」が省略される
実際のフランス語会話では、「ne」がよく省略されます。特に若い世代や親しい間柄では一般的です。
ジュ セ パ
Je sais pas.
→ 分からない。(Je ne sais pas.の縮約形)
時間に関する否定:ne…jamais
「never」を表現するときは「ne…jamais」を使います。これもフランス語の否定文の作り方で重要なパターンの一つです。
ジュ ヌ フュム ジャメ
Je ne fume jamais.
→ 私は絶対にタバコを吸いません。
ジュ ヌ スュイ ジャメ アレ アン フランス
Je ne suis jamais allé en France.
→ 私はフランスに行ったことがありません。
フランス文化では、「jamais」を使った表現は強い意志を示すため、使う場面を選ぶことが大切です~
何もない:ne…rien
「nothing」を表現するときは「ne…rien」を使います。日本語の「何も〜ない」に相当します。
ジュ ネ リヤン
Je n’ai rien.
→ 私は何も持っていません。
ノー フゾン リヤン
Nous ne faisons rien.
→ 私たちは何もしません。
「rien」は名詞の代わりにもなるので、語順に注意が必要です。動詞の目的語になる場合は、「rien」が動詞の直後に来ます。
誰も〜ない:ne…personne
「nobody」を表現するときは「ne…personne」を使います。人に関する否定表現ですね。
イル ニ ア ペルソンヌ
Il n’y a personne.
→ 誰もいません。

「personne」は複合時制では過去分詞の後に置かれます!他の否定語とは語順が異なるので要注意です。
ジュ ネ ヴュ ペルソンヌ
Je n’ai vu personne.
→ 私は誰も見ませんでした。
その他の否定表現
ne…plus(もう〜ない)
ジュ ヌ ビ プリュ イスィ
Je ne vis plus ici.
→ 私はもうここに住んでいません。
ne…que(〜だけ)
ジュ ネ カン クール
Je n’ai que 5 euros.
→ 私は5ユーロしか持っていません。
「ne…que」は厳密には否定ではなく、制限を表す表現です。フランス語では「seulement」(〜だけ)よりもこちらの方がよく使われます~
ne…ni…ni(〜も〜もない)
ジュ ネム ニ ル テアトル ニ ル シネマ
Je n’aime ni le théâtre ni le cinéma.
→ 私は演劇も映画も好きではありません。
否定文の応用と注意点
否定の重ね合わせ
フランス語では、複数の否定語を組み合わせることができます。これは英語の二重否定とは異なり、より強い否定を表現します。
ペルソンヌ ヌ フェ ジャメ リヤン
Personne ne fait jamais rien.
→ 誰も何もしません。
疑問文での否定
疑問文で否定を使うときは、より丁寧な表現になります。フランス人は直接的な拒否を避ける文化があるため、このような表現をよく使います。
ヴー ヌ ヴレ パ デュ テ?
Vous ne voulez pas du thé?
→ お茶はいかがですか?(否定疑問文で丁寧に誘っている)

フランス語の否定疑問文は、むしろ積極的な提案や勧誘の意味で使われることが多いです!
まとめ
フランス語の否定文の作り方は、基本のne…pasから始まって、様々なバリエーションがあります。時間(jamais)、量(rien)、人(personne)、継続(plus)、制限(que)など、それぞれに特徴があります。
実際の会話では「ne」が省略されることも多いですが、文法的には正確な形を覚えておくことが大切です。フランス文化では婉曲的な表現が好まれるため、否定疑問文なども積極的に使ってみてください~
練習のコツは、まず基本のne…pasを完璧にマスターしてから、他のパターンを一つずつ覚えていくことです。フランス語の否定文をマスターして、より自然な会話を楽しみましょう♪
フランス語の発音を覚えたい方はぜひこちらの記事をご覧ください~









フランス語の否定文といえば「ne…pas」が有名ですが、実はそれだけではありません!今回はフランス語の否定文の作り方を基本から応用まで、すべてのパターンをご紹介します~