リエゾン (Liaisons) : フランス語ネイティブ発音のカギ

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Bonjour à tous et à toutes.

今の挨拶でも潜んでいるのがリエゾン。
ネイティブ発音のカギと言えるリエゾンとは?

発音を簡単にするルールに過ぎないのですが、それをマスターするのにやはり慣れが必要なので、最初の頃からリエゾンを発音するよう心がける事が大事だと思います。
リエゾンなしでは、言葉が発音しづらかったり、フランス人に分かってもらえなかったりするのでリエゾンのルールや使い方、コツを優しく見ていきましょう。

リエゾン(Liaison)とは?

冒頭でも書いたように、リエゾンは発音を簡単にするためのルールなんです。
そのルールはとてもシンプル:

リエゾンのルール
リエゾンの条件:
● 次の言葉が母音(a,e,i,o,u,y)で始まっている
● 前の言葉が発音しない子音で終わっている

2つの条件がそろった場合、その子音と母音を合わせて発音します

● ヒント
リエゾンの大半は複数形で≪les≫または≪des≫を使うときに現れます。最初はその二つに集中するのもいいかもしれません~

リエゾンの発音

発音の仕方がいたって簡単です:子音と母音を合わせて発音するだけです。

一つだけ、発音が普段と変わる子音があります

リエゾンの発音
● d + 母音:たてとの ≪t≫

例を通じて、リエゾンをどう発音すればいいのか聞いてみましょう。

リエゾンの例
les abeilles
ベイユ
→ ミツバチたち

vas-y
ヴァズィ
→ 行ってきて、行け

grand appartement
グランパーテゥマン
→ 広いマンション

● ヒント
≪ent≫や≪ion≫など、発音しない子音に見えますが一つのセットとなっていて、こういう語尾はリエゾンにならないんです

リエゾンの使い方

リエゾンの使い方は日本語の漢字に似ています:
カジュアルな話し方になればなるほど、リエゾンが少なくなります

カジュアルな書き方でも簡単な漢字を使うと同様に、≪les≫や≪des≫などの基本的なリエゾンは常に発音します。
しかし、≪pas encore≫や≪quand on≫などのリエゾンは日常会話では発音しません。

そこも漢字と同じですが、その境界線は慣れとともに見えてきます。
人によっても発音する・しないは違ってきますので、自分が出したい雰囲気に合わせて発音してみるのも良いでしょう。

今日の単語

単語集
Abeille : ミツバチ
Vas(辞書系:Aller) : 行く
Grand : 大きい
Appartement : マンション、アパート
Pas encore : まだ
Quand : の時に
リエゾンを忘れたり、発音すべきところでしなかったり、最初は難しいかもしれませんが、ネイティブの話を聞いて、リエゾンに気づくことがとても重要だと思います。そうすれば、どこでリエゾンを発音すればいいのかわかってきますので。

発音を復習したい、詳しく知りたい方に、こちらのポストに発音の全ルールを載せてみましたので、ぜひ見てみてください:

カタカナフランス語にさようなら!ネイティブの発音をご紹介します

2017年12月17日

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